Hana Ballet ~ハナバレエ~

身体の使い方を知ることでバレエが上達します

最近のレッスン2

最近のレッスンについてです。やっぱり更新が遅くなりました(-_-;)

最近は引き上げるために何をしなくてはいけないかというのを考えて色々やっています。

先月ぐらいから呼吸で胸郭をしっかり動かすことをやっていました。

胸郭が上がって、肩が自然に下がる。

力んで無理矢理肩を下げると胸郭まで下がってしまい、身体が固まってしまいます。

常に上がりっぱなしで肩も上がってしまっている人は胸郭をリラックスさせて自然に呼吸が入る位置にしてあげなければいけません。人によって胸郭の状態は様々なので、地道に良いところを探していきましょう。

普段から手や腕、肩、首、わきの下に無駄な力が入っていると、息も入りにくくなりますし、身体を引き上げたくても上半身が固まってるからどうにもなりません。

日常生活をガチガチに過ごしていて、週に数回、1時間半のレッスンで急に力が抜けて伸び伸びと踊れるなんてそんな都合のいいことはないので、日常生活でも力まず、たまには大きく伸びながら深呼吸をして胸郭をしっかり動かしてみてください(^_-)-☆

あと胸の位置のこともやりましたね。

自分の胸の位置はどこか、意識を持つだけで呼吸が入る場所が変わり、これはかなり効果ありでした。

そしてバーの持ち方。

先月末のアダジオクラスからヒントを得て、バーの持ち方を皆さんに気を付けてもらっています。

引っ張るわけでもなく、握りしめるわけでもない。

自分の身体が高くいられるために、体幹部分でどんな事をしなくてはいけないのかを感じてください。

その為に、柔らかい手でバーを利用します。

硬い手はダメです。

手のひら側だけでなく手の甲側も柔らかくしてください。そうすると自然と手首が折れ、手がバーにフィットします。

胸郭フニャフニャ、肩腕バリバリではなく、胸郭がしっかりと高い位置に来て、脇で自然と支えられ、手は柔らかく(中指軸もお忘れなく)、バーを利用するときは手のひらの面を意識して軽く押してください。

早い動きや負荷の高い動きになってくると、なかなか身体が支えられなくなってきます。

その時は軸となる背骨がスッと長く入られるように、胸郭が高い位置で脚が自由に動けるように、バーをしっかり使ってください。

寄りかかったり、手だけ力んでるのはここで言う押すという意味ではありませんのでお間違えなく。

首の力を抜き、背骨をすっと長く感じ、下腹にも意識がいったら、肩の力も自然と抜けて、バーをうまく利用できると思いますので試してみてください。

バーはみんなにどんなに握りしめられても、引っ張られても、体重をかけられてもうんともすんとも言わず、頑張ってくれています。

でも、いざアダジオクラスで宮澤先生の手になった途端、握ったり、つまんだり、引っ張ったり…(^^;)

次回のアダジオクラスまでに、この感覚を身に付け、リベンジしましょう!

今後はこの間のロルフィングワークショップで顎、首、手などをやりましたので、この使い方も今の引き上げに繋げていけるようレッスンに取り入れていきますね!

ではまたレッスンで!